フィトケミカルおかず★おいしい茹でオクラ
フィトケミカル(ムチン)素材★オクラ
材料・・・オクラ ごま油 しょっつる(またはしょうゆ) ちりめんじゃこ
作り方・・・鍋に少量の湯を沸かし、塩を少々(分量外)を入れ、オクラを茹でる。オクラによって、茹で時間が違うので、様子を見つつ。お湯をしっかり切り、ちりめんじゃこをふってから、ごま油、しょっつる(またはしょうゆ)をたらら、とかける。
ムチン
ぬめり部分に含まれる物質。糖たんぱくの混合物で、細胞や胃壁などを保護する働きをもつ。
by 西東社「栄養学の基本が丸ごとわかる事典」
オクラにはムチンのほか、水溶性食物繊維のペクチンが含まれています。
ペクチンには整腸作用があるうえ、血糖値の急激な上昇を抑えて、糖尿病予防にも効果的です。
by 西東社「栄養学の基本が丸ごとわかる事典」
夏です。暑いです。オクラの季節です。
都会(?)にいると、新鮮なオクラがなかなか手に入りませんが、親の実家のある田舎に行くと、色が黒ずんだりしていない、採れたてのオクラが、安く手に入ります。
さっと茹でて、半分に切り、ちりめんじゃこかおかかをふり、ごま油としょうゆをかけて食べると、それだけで、どんぶり一杯食べられるほどおいしいです。
そして、しょっつる…!
魚醤ですね。
わたしは、そもそも食べ物に関してはチャレンジ精神がまったくなく、なかなか知らない食材には手がのびません。ナンプラーとかしょっつるとかの、「魚を発酵させて…」という、作り方の説明のあたりで、もう「…えーと、わたしはいいや」という感じだったのですが、昨年来、必要に迫られてしょっつるを消費することになり、そうしたら、「あらっ、おいしいかも?」となり、それ以来、見事にはまってしまいました。現在の、この瓶が3本目。
とにかく、しょっつる+ごま油の組み合わせがおいしいのです。しょうゆ+ごま油はストレートにおいしいですが、しょっつる+ごま油は、アートな感じにおいしいです。こう、ちょっと、アシンメトリーな曲線という感じです。
小松菜にしょっつる+ごま油もおいしいし、茹でブロッコリーにしょっつる+ごま油もおいしい。
しょっつるに慣れてしまうと、しょうゆがちょっと素直な優等生すぎて、物足りない感じ。という、今日この頃です。